
外国人はロシアに電子ビザで30日間滞在可能に

2025年8月23日より、日本を含む64か国からの旅行者は、電子ビザでロシアに30日間滞在できるようになる。このロシアビザの有効期間は、発行日から120日間だ。
8月23日より前にビザを申請した場合は、条件は従来通りで、ロシア滞在期間は16日間、ビザの有効期間は60日間だ。
ロシアの電子ビザ申請方法

64か国(日本、欧州連合、中国、シンガポール、インド、イランを含む)の国民は、シングルエントリー電子ビザでロシアに入国できる。このビザは、観光、商用、および文化、学術、スポーツの関連イベントへの参加のために発行される。
他の目的については(たとえば、ロシアに留学する、または就労する)、それぞれに応じたタイプのビザを申請する必要がある(詳しくはこちらをご覧ください)。
電子ビザには、ロシアへの招待状やホテルの予約確認は必要ない。
ただし、ロシアへの入国は、特定の検問所のみを通るという重要な条件がある(空港と陸上検問所のリストは、電子ビザのウェブサイトで確認できる)。
電子ビザのステップバイステップ
1.ウェブサイトで、オンラインフォームに記入する(子供連れの場合は、子供ごとにビザを取得する必要がある)。
2.カードで支払う。
3.メールでビザを受け取る。
4.ロシアに入国する際は、ビザ(携帯電話の画面または印刷したもの)を国境警備員に提示する。
電子ビザでロシアに滞在する日数の数え方

規定によると、8月23日以降は、ロシアに最長30日間滞在できるが、到着日と出発日も、2日間とみなされるので、注意しよう。将来、ロシアビザの取得で問題が起きるのを避けるため(これについては、詳しくは、こちらをご覧ください)、予め旅行のルートをよく考えておこう。
ロシアでは、外国人は、7日以内に移民局に届け出を行う必要があることを覚えておこう。ホテルに宿泊する場合は、そこで登録手続きが行われるので、自分で手続きする必要はない。ただし、民間のアパートに宿泊する場合は、自分で手続きしなければならない。手順は以下の通りだ。