イタリアで開かれるパラリンピック2026に出場するロシア人選手6人
1.アレクセイ・ブガエフ(アルペンスキー)
28歳のブガエフは、パラリンピックで通算7個のメダルを獲得し、3度の優勝を誇る実力者。16歳のときには、カナダで行われたワールドカップで全種目を制し、総合優勝を果たした。さらに今年1月には、ドイツで開催されたアルペンスキー・ワールドカップの大会で金メダル2個を追加。イタリア大会では、スラロームとスーパーコンビネーションで金メダルの有力候補とみられている。
2.ワルワラ・ヴォロンチヒナ(アルペンスキー)
世界選手権2度優勝のヴォロンチヒナにとって、イタリアでのパラリンピックは初出場となる。4年前、アルペンスキー・ワールドカップでの活躍により、ロシアのパラリンピック代表チームに一挙6個のメダルをもたらし、そのうち2個は金メダルだった。総合成績でも優勝し、パラリンピック8度制覇を誇る名選手マリー・ボシェを上回った。
3.イワン・ゴルブコフ(クロスカントリースキー)
世界選手権6度優勝、ワールドカップ9度制覇の実績を持つ。イタリア大会に向けては、「今回を逃せばパラリンピックに出場する機会はもう巡ってこないかもしれない」との思いで準備を進めてきた。実際、そのような状況が平昌大会、北京大会で起きていた。それでも本人は、必ず全力を出し、「しっかり勝負する」と意気込みを語っている。
4.アナスタシア・バギヤン(クロスカントリースキー)
ロシア選手権で3度の優勝を果たし、世界選手権でもメダリストとなったほか、ドイツでのワールドカップ大会でも優勝経験を持つ。アナスタシアにとって今回が初のパラリンピック出場で、メダルを懸けて先導選手セルゲイ・シニャキンとともに戦う(視覚障害のある選手はペアで競技に臨む)。
5.ドミトリー・ファジェエフ(スノーボード)
ドミトリーが競技スポーツの世界に入ったのは6年前。それ以前は趣味として滑っていた。スキー場で大けがを負い、片脚を失った。
しかし、その1年後にはスノーボードに復帰し、パラリンピック競技に参加するようになった。現在はロシア選手権4度優勝の実績を持つ。イタリア大会では、スノーボードクロスとスラロームにエントリーしている。
6.フィリップ・シェッボ・モンゼル(スノーボード)
ロシア選手権とヨーロッパカップで入賞経験を持つフィリップも、重傷をきっかけにパラスポーツの道へ進んだ。事故で片脚を失った後、自ら義足の開発を決意。現在では、その構造がドミトリー・ファジェエフを含むほかの選手たちにも利用されている。