
2025年 外国人がロシアでSIMカードを購入する方法は?

1. ロシアでSIMカードはどこで買えるか
ロシア国内のほとんどの地域には、次の4つの運営会社がある。
・MTS
・ビーライン(Билайн)
・メガフォン(Мегафон)
それぞれ異なる料金プランが提供されており、通話時間、SMS、モバイルインターネットのパッケージが含まれている。ロシアの通信範囲は非常に良好で、ほぼどこでも高速 のLTEネットが利用できる。通信信号が失われるのは、アクセスが困難な地域だけだ(たとえば、ツンドラ地帯、集落から遠い地域)。
SIM カードは、公式のモバイルショップで購入できる。それは、空港、駅、ショッピングセンター、路上の商店などにある。
支払いは、現金またはロシアの銀行カードで行う。契約できるのは14歳以上の人のみ。
2. SIM カードを購入するにはどのような書類が必要か

2025年以降、SIMカードを購入したい外国人は、公式ポータル「Gosuslugi」(〈国家サービス〉Госуслуги)(ロシア語)にアカウントを持ち、ロシアの銀行で生体認証データを登録する必要がある。匿名での購入はできない。
モバイルショップでは、次の書類が必要になる。
・パスポートと、そのロシア語への翻訳(翻訳は、公証人の認証を受けなければならない)
・社会保障番号(個人口座保険番号〈SNILS〉)。多機能センター「マイドキュメント」(ロシアの各都市にある)で、発行してもらえる。手続きには最大5日かかる。
・統一生体認証システムで確認された生体認証。銀行に登録する必要がある。
・IMEI 番号。これはデバイスの番号だ。SIM カードは 、1台のデバイスでのみ使用できる。
3. 銀行カードなしで残高を補充するにはどうするか
ロシアでは、現金を受け付ける決済端末を通じて、携帯電話の残高を補充できる。これらの端末は、モバイルショップとショッピングセンターに設置されている。モバイルショップでギフトカードを購入し、残高を補充することも可能。