
ロシア語を学ぶべき5つの理由:納得できたら無料オンラインコースで今日から始めてみよう

1. ロシア留学のため

ロシアの高等教育は、とくに精密科学、自然科学、医学の分野で、現在も、世界で高く評価されている。その一方で、ロシアへの留学は、金銭面で、欧米の大学で学ぶよりもはるかに安価なため、何万人もの留学生が、ロシアの大学に入学している。ロシア連邦教育科学省によれば、2024年には、161か国から35万人以上の外国人がロシアで学んだ。
ロシア政府は、国内の大学への外国人の留学に注力している。そのため毎年、外国人留学生に無償教育の枠を割り当ている。2024年には、この枠の数は3万に達した。さらに、さまざまな助成金や奨学金があり、「オープンドア」など、国際オリンピックの結果に基づいて大学に入学する機会もある。音楽院やバレエ学校で、無償教育の枠を得る可能性もある。
しかし、専門的な教育を受けるための第一歩は、いつでもどこでもロシア語を学ぶことだ。そのために、各大学には、特別コースや予備学科が設けられている。留学に来る外国人は通常、専門課程を開始できるように、最初の1年間はロシア語を学ぶ。
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2. 仕事でも有利

ロシア語は、新たなキャリアのチャンスを開く。ロシアは、経済の多くの分野で、重要な世界的プレーヤーであり、制裁その他の政治的困難にもかかわらず、その市場は、世界中の企業を惹きつけている。さらに、ロシア語は、CIS 諸国や国際機関(国連、SCO〈上海協力機構〉、BRICS) におけるビジネスコミュニケーション言語としても重要だ。
ロシア語に堪能であれば、国際ビジネス、外交、貿易、金融の分野で、ライバルに差をつけることができるだろう。ロシアを使って働く予定がない場合でも、大規模な国際企業では、ロシア語の知識が有利になる。
ネイティブスピーカーの数で見ると、ロシア語は、世界のすべての言語の中で、第9位にランクされており、2億5500万人が話している。また、ヨーロッパで最も広く話されている言語でもある。ロシア語を知っていれば、ロシアだけでなく、ベラルーシ、ウクライナ、カザフスタン、キルギスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、アルメニア、アゼルバイジャン、ジョージア、モルドバ、ラトビア、リトアニア、エストニア、さらにはイスラエルなどの国でも活躍の道が開かれる。
さらに、ロシア語は、大きな語族の一部であり、ロシア語を学ぶと、ベラルーシ語、ブルガリア語、セルビア語、ポーランド語、チェコ語など、スラヴ語族の言語全体において、学習が容易になる。
3. ロシアで生活するため

ロシアは多くの人にとって魅力的な居住地だ。比較的低い生活費、ハイレベルで無料の医療、無料の高等教育と良い仕事を得る可能性…。これらは、多くの人々にとって、ロシアに移住して国籍を取得することを検討する大きな理由だ。外国人が指摘するその他の利点としては、安価な交通手段、ガソリン価格の安さ、安価で高品質のインターネットとモバイル通信、そして、さまざまな居住地とライフスタイルを選択できることなどが挙げられる(発展した大都市もあれば、静かな地方の町や村もある)。
しかし、ここでも、こうした方向への第一歩は、ロシア語を学ぶことだ。目的は、納税や役所で然るべき対応をしたり、医療を受けたり、政府のサービスを利用したり、近所の人と話をしたり、仕事を探したりすることだけではない。国籍を取得するためにも、ロシア語が必要になる(ロシア語の試験に合格しなければならない)。
モスクワやサンクトペテルブルクでは、基本的な知識があれば一応生活できるが、ロシアで充実した生活を送るには、ロシア語が不可欠だ。
「私は、ロシアで教育を受けてここで生活し、働くためにやって来ました。当初、ロシア語はまったく知らず、最初の1年間は語学だけに費やしました。しかし、ロシア語は難しい言語です。一部の外国人のように基礎レベルで止めないことが重要です。ロシア社会に溶け込み、当地の現実を理解し、良い仕事に就くためには、ロシア語を学び続ける必要があります」。シリア出身の法務専門家メジェドさんは言う。
4. 旅行を楽しむため

ロシアには見るべきものがたくさんある!この国には、33ものユネスコ世界遺産があり、その中には、クレムリン、「赤の広場」、バイカル湖、アルタイの黄金山地、カムチャッカ半島の火山などが含まれる。毎年、何百万人もの観光客がロシアを訪れる。そして、奥地へ行きたいのであれば、ロシア語なしでは難しい。最低限、初歩的なコミュニケーションに必要な基本表現は、マスターしておくとよいだろう。
インドのアジャイ・カマラカランは、『愛を求めて世界をめぐる旅とサハリン島での物語(Globetrotting for Love and Other Stories from Sakhalin Island)』の著者だが、彼は、次のように述べている。
「ロシア語を学ぶことで、私にとってまったく新しい世界が開けた。私の親しい友人の中には、英語も他の外国語も話さない人がいる。ロシア語は私にとって、ロシア社会への素晴らしい入り口となった。そして、ロシア語のおかげで、はるかに多くの物事を見たり経験したりすることができた。それらは、ロシア語を話さない人が想像さえできないようなものだ」
さらに、ロシア語は、他の国を旅行する際にも役立つ。とくに旧ソ連圏においてはそうだ。現在でも、多くの人々がロシア語を話すか、少なくとも理解する。その点で英語とは違う。たとえばイスラエルでは、人口の4分の1がロシア語を話す。彼らが、ロシア語を話す移民だからで、そのため、この国ではロシア語が通じ、困ることはない。
5. ロシア文学を原文で読み、謎に満ちたロシアの心を理解する

ロシア文学は、偉大な世界文学の一つだ。ちなみに、ロシア語の書籍の出版数は世界第5位。
ロシア語を知っていれば、ドストエフスキー、トルストイ、チェーホフ、プーシキンなどの作品を原文で読むことができる。たしかにこれは容易なことではないが、大きな意義のある目標だ。優れた翻訳であっても、原文の意味の深さ、リズム、美しさを十分に伝えられないことがしばしばある。これはとくに詩に当てはまる。たとえば、ロシア人が最高の大詩人と考えるプーシキンの詩は、外国語に翻訳することは事実上不可能であり、翻訳では、その深みと魅力が失われる。
また、ロシア語を習得すれば、世界の他の言語の本を読むこともできる。多くの本は、話者の少ない言語にはあまり翻訳されないが、ロシア語には翻訳され、出版されるからだ。
ところで、ロシア語は、何歳になっても学ぶことができる。例えば、イギリス人女性のメアリー・ホブソンは、56歳のときに初めて勉強し始めた。レフ・トルストイの長編『戦争と平和』を翻訳で読んだ後、原文で読みたいと思ったのがきっかけだ。そして彼女は、見事にマスターしただけでなく、グリボエードフの『知恵の悲しみ』やプーシキンのいくつかの作品を英語に翻訳した!
文学のほかに、ロシアは、バレエ、クラシック音楽、演劇、映画でも有名だ。ロシア語を知ることで、この豊かな文化遺産をより深く理解できるようになる。
また、ロシア人の国民性と世界観の理解も深まる。諺や格言、ロシアのユーモア、翻訳できないロシア語。これらすべてが、ロシアの世界観の独自性を体感するのに役立つ。
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