1944年のこの日、ミンスクで独特のパルチザン・パレードが行われた
白ロシア・ソビエト社会主義共和国(現在のベラルーシ共和国)の首都ミンスクは、7月3日に赤軍によって解放された。その際、地元のパルチザン旅団が大きな助力をした。共和国指導部は、彼らの功績をたたえるため、市の競馬場でパレードを実施することを決めた。
7月16日、3万人のパルチザンが市民の前を厳かな行進で進んだ。
「彼らの手には、当時戦っていた軍隊の武器の中でも最も驚くべきコレクションが握られており、そこにはさらに、森の中で鍛冶職人たちが作った武器も混じっていた。人々は歓喜して彼らを迎えた。彼らは胸に勲章をつけ、誇らしげに歩いていた! 彼らは勝利者だったのだ!」。
「コムナル」部隊の戦士ワシリー・モロホヴィチは、こう回想している。
このパレードには、特別な“参加者”もいた。「マルィシ」(坊や)という名の雄ヤギだ。アレクサンドル・フィラートフ率いるパルチザン旅団「人民の復讐者」の部隊で可愛がられていた存在であり、マスコットでもあった。この動物は戦闘にも恐れず参加し、敵の砲火の下で、衛生兵の後について医薬品の入ったかばんを運んだ。
パレードでも「マルィシ」は見事にやってのけた。彼は前列へ飛び出し、脇に衛生かばんを下げ、ドイツ軍の勲章を取り付けたリボンを身につけて、誇らしげに歩いた。