鳥瞰で切り取るモスクワの表情【写真特集】
歴史的な建物から最新の都市プロジェクトまで…ガラスとコンクリートが織りなす街並みと、その合間に広がる自然の景観。セルゲイ・ポレタエフのレンズは、現代ロシア建築の変遷を記録するビジュアルクロニクルである。
建築写真の第一人者として知られるポレタエフは、パノラマや高所撮影の名手。数々の受賞歴を誇り、緻密な技術と芸術的な視点を融合させた作品で知られている。
彼の写真には、首都を一望する圧巻のパノラマと、観覧車やオスタンキノテレビ塔、霧に包まれた摩天楼といったディテールのクローズアップが交互に登場する。
モスクワを上空から切り取った、その特別な景色を覗いてみよう。
セルゲイ・ポレタエフの写真は、8月31日まで「スペース」会場で開催中の展覧会「興味深いポイント。上空から見たモスクワ」でご覧いただけます。