ロシアで2025年の「今年の単語」が選ばれる

Recraft.ai
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識者による会議の結果、選ばれたのは「ズーマー」だった。

 ロシア語で「зумер」(zoomer、ズーマー)という言葉が用いられるようになって数年になる。2020年にはロシア語ナショナル・コーパスにも収録された。「ズーマー」の検索件数も増え続けている。

 「ズーマー」という語が時事評論とマスコミに定着したのは、この世代についてメディアで論じられるケースが現在非常に多いためだ。まさしく今、この語が話題になっているのも示唆的で、2000年代に生まれた彼らの世代が私達の生活に「新しい大人」として登場し、成長し、選択を行って我々の未来を築いているからだ」

 と、Gramota.ruのコンスタンチン・デレヴャンコ編集長は指摘する。同ポータルでは毎年、「今年の単語」を選んでいる。

 今年、上位に入った単語には「выгорание(燃え尽き症候群)」、「промпт(AI用のプロンプト)」、「подсветить(テキスト内等の特定の情報にフォーカスする)」、「ред-флаг(対人関係の問題の可能性を示唆する言動)」、さらには間投詞の「пупупу(困難もしくは不快な状況に対する困惑や失望を表す)」などがある。

 この企画には、国内の有名大学や研究所から468名の権威あるロシア語専門家が参加した。

 選択は、複数の段階を経て行われる:まず、Gramota.ruの専門スタッフがSNSや、メディアの記事、テレグラム・チャンネルの記述を精査し、読者アンケートを行って資料を収集する。その後、候補となったそれぞれの単語の使用頻度とその増加傾向に応じてリストを作成する。最終的に、専門家の投票によってトップが決まる。

 なお、昨年の「今年の単語」に選ばれたのは「вайб(バイブス)」 、一昨年は「нейросеть(ニューラルネットワーク)」だった。