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ロシア語の生格とは何か?

ロシア・ナビ(写真:Westend61, Agdekon Media Visuals/Getty Images)
Родительный падеж(「生格」)は、一連の品詞に見られる文法上の形態で、たとえば何かが存在しないこと、あるいは何かへの所属を表す。また、文の中で語と語を結びつける働きもする。

 簡単に確認しておくと、格とは、一連の品詞が文の中で果たす役割を定め、それら相互の関係を表し、発話の意味を伝える文法カテゴリーだ。ほかの言語では、語順がしばしばこの役割を担っている。

 格は、「имена существительные」(名詞)、「местоимения」(代名詞)、そしてそれらに「依存」する 「прилагательные」(形容詞)、「числительные」(数詞)、「причастия」(形動詞)に適用される。これらは、格に従って「склоняются」(格変化する)。つまり、語の語尾が変化するのだ。

 生格は、名詞と代名詞の場合には “кого? чего?”(誰の?何の?)という問いに、形容詞と 形動詞の場合には “какого? какой? какого? каких?”(どのような?誰の?何の?)という問いに、数詞の場合には “скольких?”(いくつの?何人の?)という問いに答える。

 生格が表すのは、次のようなものだ。

  • 所有・所属――“у меня есть брат”(私には兄弟がいる)、“ключи от машины”(車の鍵)、“произведение Пушкина”(プーシキンの作品)
  • 何かが存在しないこと、あるいは不足していること)――“нет денег”(お金がない)、“не хватает времени”(時間が足りない)
  • 全体の一部――“группа студентов”(学生たちのグループ)
  • 日付と時刻――"25 сентября"(9月25日)、"2000-го года"(2000年の)、"два часа ночи"(夜中の2時)

 生格とともに用いられることがある「предлоги」(前置詞)には、с、у、от、до、из、без、для、из-за、из-под、возле、около、вроде、среди、между、кроме、вокруг がある。

 以下の名詞は、3通りのタイプの格変化をする。それらの名詞が生格でどのような形になるかを示した。 

 

単数

複数

格変化の第1の型
(男性名詞と女性名詞)

-ы/-и (страны/земли)

нулевое окончание (стран),

изменение основы (земель)

格変化の第2の型
(男性名詞と中性名詞)

 

-а/-я (стола, окна)

-ов/-ев (столов, пальцев), 

-ей (коней, морей), 

нулевое (чулок, сапог)

格変化の第3の型
(女性名詞)

-и (ночи)

-ей (ночей)

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