モスクワ地下鉄のテーマ列車10選(写真特集)
1.「赤い矢号」
2006年に登場した、モスクワ地下鉄では最古級のテーマ列車。モスクワとペテルブルクを結ぶ特急列車「赤い矢号」の誕生75周年を記念した編成である。ソコーリニチェスカヤ線(赤色線)で今も運行している。2026年5月16日、「赤い矢号」編成はモスクワ地下鉄開通91周年を記念して環状線で行われたレトロ列車パレードにも参加した。
2.レトロ編成「ソコーリニキ」
モスクワ地下鉄の最初の車両を模したこの編成は、同じくソコーリニチェスカヤ線で運行されている。2010年、モスクワ地下鉄75周年を記念して始まった編成だ。古風なデザインと柔らかい座席に加え、もう1点、この車両で体験できる過去がある。この編成はモスクワ地下鉄で唯一、Wi-Fiが無い編成なのだ。
3.ゴーリキー映画スタジオ
2026年4月、ゴーリキー映画スタジオ111周年を記念してカルーシュスコ=リーシュスカヤ線(オレンジ色線)で運行が始まった編成。車内では名優たちの古写真や映画の一場面で彩られるなど、ゴーリキー映画スタジオの歴史を回顧する内装となっている。
4.「オリンピック・エクスプレス」
2025年末にアルバーツコ=ポクローフスカヤ線(青色線)に登場したのは、オリンピックをテーマとした編成。車両の外装は様々なスポーツ種目の解説、ソ連やロシアのアスリートたちの写真、オリンピック種目の紹介となっている。
5.救急医療
救急車を模した車両は2025年に運行されていた。ロシアでの救急医療導入105周年を記念したものだった。運行していたのはアルバーツコ=ポクローフスカヤ線。
6.トゥーラ州
モスクワ地下鉄には、地方の名を冠した特別編成も複数ある。中でも特に鮮烈なのが、アルバーツコ=ポクローフスカヤ線で2025年末から運行している「トゥーラ州」編成だろう。車両ごとにトゥーラ州の観光スポットを紹介している。もちろん、かつてレフ・トルストイが暮らし執筆を行ったヤースナヤ・ポリャーナや、サモワールやプリャーニクで有名なトゥーラ市も紹介されている。
7.ボリショイ劇場
2026年春、ボリショイ劇場は250周年を迎えた。これを記念してモスクワ地下鉄の環状線(茶色線)では特別なラッピング列車を運行した。車両の外側はダンサーや上演中の一幕の写真が飾り、内部はボリショイ劇場の歴史や豆知識などを様々に解説している。
8.春節
2026年春、モスクワ市民は中国の春節を祝う編成に乗車できた。明るい赤色の列車は、干支の丙午を象徴するカラー。車両の内部は中国風のランタンや、春節にまつわる詩が彩った。
9.RTテレビ
2025年秋、RTテレビの開局20周年を記念して、同局のデザインスタイルにラッピングされた編成がアルバーツコ=ポクローフスカヤ線に登場した。手すりには記者のマイクやメガフォンを模した飾りが取り付けられ、壁面には海外のメディアがRTテレビについて報じた内容の引用が並んでいる。
10.「ロスコスモス」
2025年から大環状線を走る編成は、宇宙開発と国立宇宙センターをテーマとした特別仕様である。