外国人がロシアで使える決済方法、2026年版
1. 外国のカード
現在、ロシアではVisa、Mastercard、Maestroのカードは使用できない。従って店舗での支払い、ネット上の決済、ATMでの現金引き出しはいずれも不可能。キャッシュレス決済の場合、中国のUnionPay(銀聯)が最有力の選択肢である。大型の店舗やホテル、オンライン決済に利用できるが、使用できない場面もあるので注意が必要だ。決済方法には複数の選択肢を用意しておくのが望ましい。
2. ロシアのカード
現金をあまり持ち歩きたくない、あるいはどうしてもカードで支払いたい場合は、ロシアの銀行カード「Mir(ミール)」を作るのが手っ取り早い。ロシア全土で通用する決済システムだ。
取得方法はシンプル。パスポートを銀行に持参し、書類に記入するだけで良い。Mirカードは多くの銀行で無料で発行されており、様々なキャッシュバック特典もある。
なお、モスクワとペテルブルグでは到着時に空港の銀行支店でMirカードを作れるので、便利だ。
ロシアの銀行カードの作り方について、詳しくはこちらの記事を参照。
ロシアの一部の銀行はUnionPayのカードも発行しており、もちろん各種決済に使える。
3. 現金
現金払いも、もちろん問題無い。キャッシュが利用できないシーンは限られている。例えば、モスクワのバス(地下鉄の窓口であらかじめチケットを購入する必要がある)、コーヒーの自動販売機、公衆トイレなどだ。
税関申告無しでロシアに持ち込める現金は、1人当たり10,000$相当(持ち出しも同様)。これより金額が大きいなら、税関申告書に記入して収入源を明かした上で、「レッドチャンネル」を通る必要がある。カード上の金額を申告する必要は無い。
P.S. 外貨の両替はどこで?
外貨両替は、銀行で行うのが最も安心だ。ロシアの銀行の多くは朝の早い時間から夕方遅くまで営業している。レートは銀行ごとに異なる。公式レートはロシア中央銀行がサイト上で毎日更新している。
P.P.S. 非接触型決済
ロシアではApple PayもGoogle Payも利用できない。一部の場所では、特に中国からの観光客を念頭にWeChat Payが使用可能となっている。他にMirPay、SberPay、SBPayといったアプリによるNFC決済が可能だが、Mirカードが必要である。