なぜマヌルネコは尻尾の上に自分の足を乗せるのか?
ロシアには、世界で最もふわふわで、いつも機嫌が悪そうな猫、マヌルネコが生息している。そのマヌルネコがふわふわの尻尾の上に自分の足を乗せている写真は、インターネットでたちまち拡散され、人気を博した。この、マヌルネコの冷え性対策は可愛すぎる!
マヌルネコは、気温がマイナス50度に達することも珍しくないシベリアにすんでいるので、からだの毛が長く厚くはえ、寒さから身を守っている。
しかし、体がいくらモフモフであっても、肉球部分は毛に覆われてなくて冷たい。
そのため、寒い日には、マヌルネコは尾で足を温めることがある。つまり、マヌルネコはこのようにして寒い冬に暖をとっているのだ。
子猫たちは、この解決方法を親から学ぶ。肉球が温まったら、マヌルネコは再び狩りに出かけ、世界を探検する。