ロシア観光アルファベット：З・黄金の環

З - Золотое Кольцо

　「黄金の環」は、ロシアの主要観光ルートとされている。１９６７年にジャーナリストのユーリー・ビチコフによって初めて「描かれた」。モスクワからヤロスラブリまでの道のりをウラジミールとスーズダリを通って、帰りはロストフやペレスラヴリ・ザレスキーを通るルートを、彼が思いついた。このすべての地点において古代から存在する教会の金色の屋根が輝いているのだ。

　観光コースに含まれているのは、セルギエフ・ポサード、ペレスラヴリ・ザレスキー、大ロストフ（ロストフ・ヴェリーキー）、ヤロスラヴリ、コストロマ、イワノヴォ、スーズダリ、そしてウラジーミルである。

　この観光ルートを巡るには少なくとも１週間はかかる。途中の小さな町を見学すれば、１ヶ月では足りないだろう。