モスクワの公共交通機関を使った絶景ルート10選
1.河川ルート1号:ビジネス街を横目に見ながら
モスクワでは4つのルートで電気水上バスが定期運航している。どのルートにも独自の魅力があるが、1号のルートが最も印象深いと言えそうだ。「キエフスキー」河港(地下鉄キエフスカヤ駅近く)からフィリ公園(地下鉄フィリョフスキー・パルク駅近く)までを結ぶルートで、1時間半の行程で旧市街から「モスクワ・シティ」の高層ビル群を経て、広大で緑豊かな大公園に到着する。このルートの停泊場は全部で9つ。
2.モスクワ直径トラム路線1号:歴史的中心街を行く
市内トラムの直径路線1号は、南西部の地下鉄ウニヴェルシチェート駅と、国立公園ロシヌイ島が隣接する東部のメトロゴロドク地区を結ぶ。このルートは市内中心部を通り、車窓からは有名なチスティエ・プルディ、ヤウズスキエ・ヴォロータ広場、コテニリチェスカヤ河岸通りのスターリン様式ビル、古い歴史を誇るドンスコイ修道院や聖ダニイロフ修道院などなど、モスクワの多くの名所旧跡が見られる。
ルートの一部はトラムの39号線(ウニヴェルシチェート⇔チスティエ・プルディ間)と重複するが、直径路線(MTD)1号はさらにその先まで伸びている。
3.路線バス297号:勝利公園から中心地まで
勝利公園前からスタートするこのバス路線は、ボロジノの戦いのパノラマ画があるポクロンナヤ通り、さらにベレシュコフスカヤ河岸通りと雀が丘、そしてレニンスキー大通りを経由して、文化会館「GES-2」の近くが終点となる。約2時間のルートだ。
4.路線バス301号:銀の森を行く
地下鉄パレジャエフスカヤ駅から、モスクワきっての雄大な自然公園「銀の森」までの路線。美しい松林、河畔のビーチ、並木道などなど、モスクワ川沿いの行楽スポットを通る路線だ。
5.路線バス522号:VDNKhを行く
VDNKhは、様々なテーマのパビリオンや有名な噴水を備えた、ソ連時代の巨大な公園である。それらの内の多くは、バスの車窓からも見られる。522号線は地下鉄ボタニーチェスキー・サードからモスクワ中央環状線のオスタンキノ駅までVDNKhの敷地内を通り、ゼリョーヌイ劇場、映画博物館、クロリコヴォドストヴォ・パビリオン、植物園の前でそれぞれ停止する。
6.トラム25号:ソコリニキからオスタンキノへ
モスクワでも最古級の公園があるソコリニキから出発し、トラムは森林を突っ切って、VDNKhの前に出る。正門アーチや宇宙博物館の横を通り、オスタンキノ池のそばが終点となる。
7.路線バスB(Б):サドーヴォエ環状道路を行く
モスクワでも最古級のバスルートで、サドーヴォエ環状道路を一周する。モスクワの昔ながらの名所を1時間ちょっとで一気に廻りたいなら、この路線に乗ろう。この路線のバスは市民から親しみを込めて、昔から「ブカーシカ」(小虫の意)と呼ばれている。
ルート上ではスターリン様式高層ビル、鉄道駅、革命前の賃貸住宅などの歴史建築が見られる。
8.路線バスM5号:モスクワの大通りを行く
M5号線は、モスクワのスポーツの中心である「ルジニキ」スタジアムと、モスクワの代表的な並木街道を繋ぐルートだ。ハモヴニキ地区、ゴーゴレフスキー並木道、トヴェルスコイ並木道、ツヴェトノイ並木道経由し、地下鉄ドストエフスカヤ駅に至る。
9.路線バスM9号:モスクワの中心街を通りモスクワ川に至る
モスクワの中心街を通り、リガ駅とチュフェレヴァ・ローシャ公園を繋ぐ路線だ。この路線ではボリショイ劇場、アレクサンドロフスキー庭園、レーニン図書館、文化会館「GES-2」といったモスクワの代表的なスポットが、車窓から見られる。
10.路線バス511号:VDNKhから中心街へ
こちらも、モスクワの美しい旧市街を走る路線。地下鉄VDNKh駅近く、ズヴョズドヌイ並木道からスタートする。約70分でリガ駅、ロシア陸軍中央劇場、トヴェルスコイ並木道、カレトヌイ・リャド通りを通る。終点は地下鉄クラスノプレスネンスカヤ駅だ。
おまけ:モスクワ中央環状線
モスクワ中央環状線は、市の中心部から半径数キロ圏内の距離を通っている。道中はモスクワ・シティの高層ビル群、植物園、イズマエロヴォ・クレムリンなど、モスクワの名所を幾つも経由する。詳しくは、こちらの記事を参照。