
アヴァンギャルド写真家の希少な15枚(写真特集)

ロシア・アヴァンギャルドの芸術家たちの写真での実験は、彼らの絵画やオブジェと同じくらい有名だ。しかし、写真の実際のリストは膨大であり、世界中の通常の展覧会で展示されるものよりもはるかに多種多様だ。以下に、公の場ではあまり見られない実例をいくつか挙げよう。
1. ドミトリー・デバボフ「ソ連国防人民委員(*国防大臣に相当)クリメント・ヴォロシーロフ。モスクワの1936年5月1日のパレードにて」。1936年。

2. ボリス・イグナトヴィチ「トラクター運転手ファーニャ・バラク」。1930年代。

3. ボリス・イグナトヴィチ「レニングラード港で板を積み込む」。1929年。

4. オリガ・イグナトヴィチ「工場『カウチュク』の模範労働者」。1931年。

5. ワジム・コヴリギン「ソ連農業博覧会(全ロシア博覧センターの前身)。記念碑「労働者とコルホーズの女性」の一部。1930年代末~1940年代。

6. ニコライ・クレショフ「軍隊の整列」。1930年代。

7. ニコライ・クレショフ「モスクワ」。1938年。

8. ウラジスラフ・ミコシャ「テニスコート上で」。1936年。

9. ミハイル・プレフネル「パーフォレーション(穴を打ち抜く)工場」。1930年代。

10. アレクサンドル・ロトチェンコ「詩人ウラジーミル・マヤコフスキーと犬のスコティク」。1924年。

11. アレクサンドル・ロトチェンコ「ランナー」。1930年代。

12. アレクサンドル・ロトチェンコ「ソコリニキ公園での政治家・グリゴリー・カミンスキーの演説」。1937年以前。

13. アレクサンドル・ロトチェンコ「横隊」。1936年。

14. ヤーコフ・ハリプ「帆船」。1930年代。

15. エレアザール・ラングマン「モスクワのアルバート市場」。1932年。

*この記事の作成にご協力いただいた、モスクワの視覚文化センター 「Béton」に感謝申し上げる。