19世紀末~20世紀初頭のクリミアはどのような姿だったか(写真特集)

ロシア民族学博物館 ヤルタ近郊の村でコーヒーを飲むクリミア・タタール人女性たち、1907年
ロシア民族学博物館
幾世紀にもわたり、この半島には、ギリシャ、チュルク、スラヴをはじめとする多様な文化が流れ込み、その個性を形づくってきた。

 19世紀末から20世紀初頭のクリミアには、クリミア・タタール人、カライム人、ブルガリア人、ウクライナ人、ロシア人をはじめとして、実にさまざまな民族が暮らしていた。彼らの多彩な伝統は、この地の景観や風土に色濃い痕跡を残している。

 「クリミア半島は、海路と陸路が交差する要衝であり、古くから文化の対話が営まれてきた土地だ。ここでは、伝統や知識、思想の交流が絶えず続いてきた。この地の最大の財産は、その文化が織りなす唯一無二のアンサンブルにある」。ロシア民族誌博物館のユリア・クピナ館長はこう語る。

 同館の新たな大規模な展示会では、クリミアの諸民族に伝わる伝統文化の資料・遺物250点以上を見ることができる。

 展示は、半島の歴史的な源流をたどるとともに、そこに生きた人々の暮らし、労働、余暇、そして信仰のありかたを伝えている。

アルプカから望むアイ・ペトリ山、1891~1910年

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クリミア・タタール人、19世紀末~20世紀初頭

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バフチサライ近郊のウスペンスキー修道院、1860~1870年

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クリミアのロマ(ジプシー)、1866年

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セヴァストポリの教会、19世紀末~20世紀初頭

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クリミアのユダヤ人、1866年

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グルズフ――ヤルタ近郊の海辺の集落、1880~1889年

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ウクライナ人、1877年

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クリムチャク人(1世紀に黒海沿岸へ定住したと考えられるユダヤ人)の共同体からハハム(トーラーの学識者)への贈り物の献呈、1899年

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クリミアのギリシャ人、1886年

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礼拝を前にモスクの前に集うクリミア・タタール人、1906年

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エフパトリアのジュマ=ジャミ・モスク、1913年

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カライム人、1866年

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エフパトリアにあるクリミア・カライムの祈祷施設「小ケナサ」入口、1913年

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バフチサライの露店、1905年

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シンフェロポリの通りでコーヒーを飲む人々、1907年

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水を運ぶクリミア・タタール人、1907年

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スダク近郊のタタール人の村メジュドゥレーチエ(アイ=セレズ)、1912年

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シンフェロポリの市場で野菜を売る人々、1907年

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2頭の牛に引かれた二輪荷車、1907年

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羊の群れを連れた羊飼い、1925年

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「クリミアの諸民族」展は、サンクトペテルブルクのロシア民族誌博物館で2026年12月31日まで開催される。