ロシアの民族:エヴェンキ人

ロシア・ナビ (写真: Anna Shalamova/Getty Images; Evgeny Yepanchintsev/Ilya Naymushin/Sputnik)
ロシア・ナビ (写真: Anna Shalamova/Getty Images; Evgeny Yepanchintsev/Ilya Naymushin/Sputnik)
ロシア連邦には190以上の民族が暮らしている。今日はその中からエヴェンキ人を紹介する!

 エヴェンキ人は、東シベリアに暮らす少数先住民族で、中国の満州族と近縁関係にある。約4万人が、エニセイ川からオホーツク海に至る広大な地域に居住しており、その多くはヤクーチアに住んでいる。1931年までは、エヴェンキ人は「トゥングース」と呼ばれていた。

エフゲニー・エパンチンツェフ / Sputnik
エフゲニー・エパンチンツェフ / Sputnik

 エヴェンキ語は、レナ川やエニセイ川を含むシベリアの多くの地名の由来となっている。また、「シベリア」という言葉自体もエヴェンキ語起源で、「世界」を意味するという説がある。

イリヤ・ナイムシン / Sputnik
イリヤ・ナイムシン / Sputnik

 多くのエヴェンキ人はトナカイ牧畜を営んでいる。トナカイは食料源であるだけでなく、衣服、薬、生活用品を作るためにも利用される。彼らはかつて「トナカイがいればエヴェンキがあり、トナカイがいなければエヴェンキもない」と語っていた。

ミハイル・クフタレフ / Sputnik
ミハイル・クフタレフ / Sputnik

 エヴェンキ料理の代表的なものの一つが「ブユルン」というソーセージで、トナカイの腸と血で作られる。また、冷凍したトナカイの脳も好まれ、デザートにはトナカイの乳に浸したブルーベリーが食べられる。

Anna Shalamova / Getty Images
Anna Shalamova / Getty Images