ロシアの民族:ヤクート人

ロシア・ナビ(写真:ユーリ・スミチュク/ヴァディム・スクリャービン/TASS; OpenAI)
ロシア・ナビ(写真:ユーリ・スミチュク/ヴァディム・スクリャービン/TASS; OpenAI)
ロシア連邦には190以上の民族が暮らしている。今日はその中からヤクート人を紹介する!

 ヤクート人は、シベリアおよび極東地域で最大の先住民族である。現在、ロシアには47万8千人以上が暮らしており、その多くはサハ共和国(ヤクーチア)に住んでいる。彼らの言語はテュルク語族に属している。

ユーリ・スミチュク / TASS
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 ロシア人は彼らを「ヤクート」と呼ぶが、彼ら自身は「サハ」と名乗っており、それは「白い」または「太陽の」という意味を持つ。共和国の公式旗にも、白い極地の太陽が描かれている。

ユーリ・スミチュク / TASS
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 現在でも多くのヤクート人は、伝統的な「Аар Айыы(アール・アイイ)」信仰を守っている。この信仰では、人間の世界、神々の世界、そして悪霊の世界という三つの世界が存在すると考えられている。それらは「Аал Луук Мас(アール・ルーク・マス)」と呼ばれる聖なる木によって結び付けられている。神々を讃えるため、ヤクーチアでは毎年夏に「Ысыах(イースィアフ)」祭が開催される。

ユーリ・スミチュク / TASS
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 ヤクート人は、「ストロガニナ」と呼ばれる薄切りの冷凍魚や、牛や馬の血で作られる「ハーン」ソーセージを好んで食べる。また、「クミス」(馬乳酒)を飲み、デザートには北方のベリーを添えたホイップクリーム「ケルチェフ」を好む。

ヴァディム・スクリャービン / TASS
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