ロシアの民族:ネネツ人
ロシア連邦には190以上の民族が暮らしている。今日はその中からネネツ人を紹介する!
これはロシア北部の先住民族の中で最も人口が多い民族である。ネネツ人は総勢約5万人がロシアに住んでおり、主に北極海沿岸のツンドラに暮らしている。「森のネネツ人」と呼ばれる小さなグループも存在する。
ネネツ語はウラル語族のサモエード語派に属する。フィン・ウゴル語派とは遠い親戚関係にある。トナカイを指す言葉が年齢・性別・色などに基づいて数十語存在する。ネネツ人は様々な野生の花を「ӈамдэʼ」(「草」)という共通の言葉で呼ぶことが多い。
トナカイの牧畜は何世紀にもわたってネネツ人の生命線であり、今日もそれは変わらない。トナカイは彼らにとって文字通りすべてであり、交通手段・食料・衣類・収入源となっている。一家族で数百頭を放牧することもあり、ネネツ人の生活圏における家畜化されたトナカイの総数は60万頭を超える。
極北の過酷な環境がネネツ人にトナカイの生肉を食べることを教えた。血に浸し、歯で噛んでナイフで切り取る。動物の肝臓・腎臓・舌が最も美味とされている。