ロシア人画家が描いた北極(写真特集)
冷たい北の大地のイメージとその開拓は、19世紀以降、多くの画家たちを魅了してきた。彼らは北極を、氷に閉ざされた過酷な世界として、また勇敢な極地探検家だけが到達できる場所として描いてきた。
アレクサンドル・ボリソフ、『永遠の氷の地にて(夏)』、1897年
アレクサンドル・ボリソフ、『春の極夜』、1897年
アレクセイ・ルィーブニコフ、『氷に閉ざされた最初のレナ川探検隊』、1934年
コンスタンチン・コローヴィン、『ムルマンスク海での漁』、1896年
(全ロシア工業・美術博覧会〈ニジニ・ノヴゴロド〉「極北」パビリオンのためのパネル)
ミトロファン・ベーリング、『北のソナタ』、1927年
イーゴリ・ルバン、『観光客向けではない』、1964年
アンドレイ・ヤコヴレフ、『幸福な女子』、1974年
フョードル・レシェトニコフ、『最初の英雄たち』、1976年
アレクセイ・マルティンス、連作『極地探検家』より、 2010年
デニス・フォンタノフ、『時間の流れ』連作『水の肖像』より、2018年
*これらを含む作品は、展覧会「北極 ― 色彩の極点」にて鑑賞できる。会期は2025年12月12日から2026年6月21日まで。会場は、カダシェフスカヤ河岸にある新トレチャコフ美術館である。