ロシア人がカラオケでよく歌う曲10選
10.タチアナ・クルトゥコワ – ‘Матушка Земля’(『母なる大地』)
外国でも非常によく知られている一曲。UFCでブラジル選手がリングに上がった時にもかかった。 フォークとポップスを融合させてロシア愛を歌い上げるのが、この曲の人気の所以だろう。テンションの上がる一曲である。
9.ナジェジダ・カディシェワ – ‘Плывет Веночек’『流れる花輪』
2006年の曲が20年の時を経てTikTokでバズった、象徴的な事例。 ナジェジダ・カディシェワは、かつてはフォークシンガーとして、上の世代の歌手として認識されていたが、今やZ世代を含む若者たちが彼女のコンサートに詰めかけ、「ひとり岸辺に立つ私」というこの歌の一節を熱唱している。
8.Zhuki – ‘Батарейка’『バッテリー』
グループが1999年に発表したこの曲は、「愛のバッテリーが尽きた」と抒情的に歌う。シンプルな曲調と素朴な歌詞が人気の理由で、ロシア語を知らない外国人にも歌いやすいのが特徴。なお、カラオケで頻繁に選曲されるだけでなく、ギター片手に焚火を囲むようなシーンでもよく歌われる。コードもまたシンプルなのだ。
7.Smyslovye Gallyutsinatsii – ‘Вечно Молодой’『永遠に若い』
この曲は大人気映画『ブラザー2』で使用された事で人気に火が付いた。以後、ロシア・ロックの名曲として語り継がれることになった。現在30歳以上の者にとっては、「永遠に若く、永遠に酔っている」という一節は魂の一節である。
6.Kombinatsiya – ‘Бухгалтер’『会計係』
1990年代のディスコではお馴染みだったヒット曲。アッパーなダンシングソングで、誰もがうらやむ「外国人でもミリオネアの息子」でもない、ありふれた会計係に恋していると、この女性グループのボーカルたちが歌う。リフレイン必至の一曲である。
5.キノー – ‘Группа Крови’『血液型』
ロシア・ロック史のレジェンド、ヴィクトル・ツォイ率いるキノーの曲の数々は多くの人々がそらで歌えるほどポピュラーだ。中でも、誰もが一緒に歌い出したくなるこの曲は別格。ただのヒット曲を超えた、世代の賛歌と言えよう。歌詞の主人公は自らの負う責務と、導かれて自ら選ぶ道を歌う。
4.Zemlyane – ‘Трава У Дома’『庭の草』
1983年の曲で、一般には「舷窓から見る地球」として知られており、宇宙飛行士の非公式の賛歌とされている。母親と母なる地球を想うしみじみとした歌詞が、パワフルなエレキのロックサウンドに乗る。
3.ユーリー・シャトゥノフ – ‘Седая Ночь’『灰色の夜』
カラオケバーから、イスタンブールのホテルまで、ロシア人のいる場所ではひんぱんに聞こえてくる歌で、一旦歌い出せば皆が合わせてくる。1980年代に一世を風靡したグループ「Laskovyi May」のソリスト、ユーリー・シャトゥノフが少年らしいファルセットで歌った1988年の懐かしいヒット曲。愛の告白ができない孤独な青年が一人きりの夜を過ごす、抒情的なバラードである。
2.Ruki Vverkh – ‘18 Мне Уже’『もう18歳』
リーダーのセルゲイ・ジューコフのファンは今でも、スタジアムでこの曲を熱唱する。「早く私を連れってって、百の海の向こうまで、まんべんなくキスして」というサビはシンプルながら挑発的だ。
1.Lyube – ‘Конь’『馬』
宴席の歌として、その人気はトップだろう。国民的な一曲と考える人も多い。謎めいたロシア気質を象徴する歌とも言える。アカペラでも構わないので、大事なのは、感情を込めて歌うことだ。