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離宮ツァールスコエ・セローでエカチェリーナ2世のピラミッドが公開

ツァールスコエ・セロー提供
この珍しい建築パビリオンは、エカチェリーナ2世(1729~1796年)自身の命によって、エカチェリーナ公園に建てられた。設計を手がけたのは、スコットランド出身の建築家チャールズ・キャメロンだ(公園内には「キャメロン・ギャラリー」と呼ばれる大きな建物があるのをご存じだろうか)。

 18世紀のヨーロッパでは、君主や裕福な貴族の間で、古代エジプト様式のこうしたピラミッドを建てることが流行していた。

ツァールスコエ・セロー提供

 エカチェリーナ2世の時代、このピラミッドには古代美術品のコレクションの一部――大理石製の骨壺や花瓶――が収められていた。また、その周辺には、女帝がかわいがっていたイタリアン・グレーハウンドたちも埋葬された。

 修復作業では、第2次世界大戦中に失われた墓碑も復元された。そこには、サー・トム=アンダーセン、デュシェス、ゼミラ……といった犬たちの名が刻まれている。

ツァールスコエ・セロー提供
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 最後のゼミラの墓には、フランス大使ルイ=フィリップ・ド・セギュールが犬の忠誠心について詠んだ、心を打つ墓碑銘が刻まれている。

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