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モイセーエフ民族舞踊団が28年ぶりに日本公演
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日本におけるロシア文化フェスティヴァルの枠内で、イーゴリ・モイセーエフ記念国立アカデミー民族舞踊アンサンブルの創立85周年記念公演が行われた。
コンサートツアー初日、新宿文化センター大ホールの入り口には観客の行列が通りにまで伸びた。コンサートに足を運んだ女性の1人は、「ついにモイセーエフバレエが日本にきてくれた!前に見たのは子供のときでしたが、今でもその素晴らしい踊りは忘れられません」と語った。
今回の公演では、ロシアの踊り「夏」、カルムィクの踊り、ベラルーシの踊り「ユーロチカ」、ギリシアのダンス組曲、モルドヴァやアルゼンチンの踊り、オリジナル作品の「フットボール」、ナナイ族の伝統スポーツ「2人の子供の戦い」などがプログラムされた。
ロシア文化フェスティバルの一環として、27年ぶりに日本ツアーを開始したモイセーエフバレエ団。
— Lyser21 (@lyser21_naomi) October 18, 2022
新宿文化センター公演にて行われ、昨夜はありがたいご招待をいただき鑑賞して参りました。 pic.twitter.com/LeRy2ZDdbS
予定されている公演のうち、東京と(10月17、18日)と横浜(10月19日)の3公演がすでに終了し、最終公演は21日に埼玉、和光市民文化センターサンアゼリア大ホールで開かれる。
イーゴリ・モイセーエフ記念国立アカデミー民族舞踊アンサンブルは、1959年にソ連と日本の文化交流の道を開いた最初のアンサンブルである。アンサンブルの公演は、1994年以来となっている。