
古代のロシア人はキリル文字で数字を書いていた

アラビア数字とローマ数字は誰もが知っているが、実は、スラヴ数字もあった!
今日、ロシア人は、キリル文字で書いているが、数字については、アラビア数字やローマ数字を用いる。しかし、18世紀初頭のピョートル1世(大帝)による改革以前は、古代のロシア語のアルファベットは、数字を表すのにも使われていた(この数字の表記法は「ツィフィリ(цифирь)」と呼ばれていた。ちなみに、現代ロシア語の「数字」は「ツィフルイ(цифры)」)。今日でも、古都スーズダリのクレムリンの時計には、キリル文字の数字が見られる。