ロシアの民族:ラク人
ロシア連邦には190以上の民族が暮らしている。今日はその中からラク人を紹介する!
ロシアには17万3千人以上のラク人が暮らしており、その大半はダゲスタンに住んでいる。この民族の歴史的中心地は、共和国の首都マハチカラから100キロメートルの場所にある、6世紀に建設されたクムフ村である。中世には、いくつかのラク人国家の首都だった。
ラク人は北コーカサスで最も早くイスラム教を受容した民族の一つである。イスラム教は7世紀にアラブ人征服者とともにこの地へもたらされた。クムフは宗教が広まる中心地の一つとなった。779年にここで建てられたジュマ・モスクは、ロシア国内で最も古いモスクの一つである。
ラク人は優れた宝石職人として名を馳せ、その名声はロシア帝国の外にまで及びました。20世紀初頭、クムフ出身の宝石職人の兄弟二人がアビシニア(エチオピア)を訪れ、彼らの作品に感銘を受けたメネリク2世皇帝は、二人にエチオピアに残り、高い官職に就くよう申し出ました。
ラク人の伝統料理の代表格は、’къячи’(キャチ)という肉入りの包み焼きパイである。また、「ラク風ヒンカル」すなわち’гьавккури’(ギャヴックリ)も非常に人気がありる。耳や貝殻の形をした生地を肉のスープでゆで、肉とソースを添えて食べる。