Q&A: あなたのSIMカードはロシアで使えないって本当?対処法は?

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ロシア入国時、通信事業者はセキュリティ上の理由からモバイルデータ通信とSMSサービスを24間ブロックする。しかし、通信は簡単に復旧できる。その方法をご紹介しよう。

 外国のSIMカードはロシアで使えるのか?

 もちろん、持参した携帯電話はロシアでも使える。Wi-Fiはホテル、レストラン、公共交通機関、多くの公共スペースで提供されている。もちろん、データローミングも利用できる。ロシア製のSIMカードを購入する必要は無い(それでも必要という場合は、こちらの購入方法を参照) 。

アレクサンダー・クリャジェフ / Sputnik
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 しかし、セキュリティ上の理由から、現在ロシアではいわゆる「冷却期間」が設けられている。すなわち、ロシア入国後、通信事業者はモバイルデータ通信とSMSサービスを24時間遮断する。これは外国製のSIMカードにも、ロシア製のSIMカードにも同様に適用される。

 入国時に利用可能な通信サービスは?

 こうした制限はあるものの、通常の通話の受信と発信は可能である。Wi-Fiネットワークにも接続可能で、その際は通常通りに全てのサービスが利用できる。

 どうやって通信を復旧する?

 ロシア入国の24時間後に、通信は自動的に復旧する。それよりも早くモバイルデータ通信にアクセスしたい場合は、SIMカードの即時認証手続きを行う必要がある。この手続きは難しくない。通信事業者から認証手続き用のリンクが掲載されたメッセージが届く(このサービスは、「冷却期間」中も稼働する)。そこで認証テスト(Captcha認証)を行い、SIMカードが人間によって利用されていることを証明する。その後、数分間の間にインターネット接続が復旧する。

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 もし、使用しているのがスマートフォンではなく、従来型のフィーチャーフォンの場合、ロシアの通信事業者のコールセンターに電話して、認証手続きを行う。

 ロシア製のSIMカードを持ってロシアに入国する場合は?

 24時間の冷却期間は、外国から入国する場合だけでなく、SIMカードが連続して72時間以上使用されていない状態の場合も適用される。つまり、ロシア製のSIMカードでも、長時間使用されていなかった場合、認証手続きが必要となる。手続きは上記のものと同様である。