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ソ連の休暇ポスター(写真特集)

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ソ連では人民の労働と休暇の権利が保障されていた。国家は、国民が休暇する場所と方法にも気を配っていた。そうした例をご紹介しよう。

 休暇と旅行は家族そろって。

 海辺の休暇は皆の憧れであり、特にクリミアもしくはソチ行きのバウチャーの取得を熱望した。あるいは、バウチャー無しの自腹旅行を決行した。

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 国内各地の河川の遊覧旅行も人気があった。

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 子どもたちは長期休暇をピオネール・キャンプで過ごした。中でも最も有名だったのが、クリミアの「アルテク」キャンプである。海で遊ぶほか、さまざまなクラブやサークル活動があり、クリミア半島を周るツアーに参加した。

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 国内旅行も盛況で、徒歩、カヌー、登山など、数多くのルートがあった。宿泊は、ツーリスト基地(宿泊用含む複合施設)で行った。

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 1970年代中盤、ソ連にはこうしたルートが300以上あった。このようなアクティビティを通して、人々は国内を見て回った。

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 ソ連の人々にとって、休暇は力を蓄え、新たな労働的偉業を成すために必要だったのである。

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