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イワン・シーシキンの絵画、ロシア国内最高価格で落札
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有名な『松林の朝』の作者シーシキンの作品が、モスクワで落札記録を塗り替えた。
『松林の女性』(“Девушка в сосновом бору” 、1889年)の落札価格は、8500万ルーブル(当初の予想価格は7800万ルーブル)。ロシアで売れたシーシキン作品としては、史上最高値となった。
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世界規模では、2013年にロンドンで『薄暮』("Сумерки")が215万8000ポンド(約1億7000万ルーブル)で落札されたのがシーシキン作品の最高値の記録である。
『松林の女性』は約1㍍大の作品で、ナルヴァ近郊で描かれたもの。シーシキンはナルヴァ近郊の風景、特に陽光に照らされた松林を好んだ。
この作品は1897年にストックホルムの展覧会で個人のコレクターが購入し、後にスウェーデン西部のブロンバッカの旧宅に飾られていた。