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ロシアの「キノコ畑サラダ」の作り方(レシピ)
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この多層仕立てのサラダの魅力は、味だけでなく、その見た目にある。緻密に組み立てられた層、美しいキノコ畑にそっくりな見映えは、どんなお祝いのテーブルにおいても主役になるだろう。
イメージしてみてほしい。じゃがいも、にんじん、鶏肉、卵、チーズでできた層にたっぷりのマヨネーズ、そして表面には美しいキノコ畑・・・。もちろん、食材のリストはこれ以外のものを加えて作ることもできる一方で、サラダの本質は、キノコ好きな人々のために作られたものである。なぜなら、たくさんのキノコが冠せられているのだから。
このサラダのオリジナルのレシピが考案されたのは20世紀のこと。「オリヴィエ」や「毛皮をまとったニシン」といったソ連のサラダがお祝いの食卓の中心的な場所を占めていた頃、多層サラダのキノコバージョンがテーブルに多様性を与えるようになった。
時と共に、「キノコ畑サラダ」のレシピは改良されていった。シェフたちはそれぞれの創造性を加え、種類の異なるキノコを使ったり、別のものを加えたりして、今も試作を続けている。サラダに使用できそうな食材は、ピクルスやコーン、ひいてはナッツなどにまで広がっており、サラダをより複雑なものにしている。中には、国際的な料理にインスパイアされ、このサラダを韓国のキムチ風にんじんやエキゾチックなハーブを融合させ、この料理をさらなる高みに押し上げているシェフもいる。
しかもクリエイティヴィティは材料だけにとどまらない!見栄えも非常に重要な役割を担っている。料理アーティストの中には、じゃがいもでキノコを作る人も入れば、壮大な森の風景に似せたサラダを作る人もいる。というわけで、ここでは自分だけのオリジナルのおいしいキノコ畑を作ってみよう。
材料(8人分):
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- キノコのマリネ(アカハツタケ、ヌメリイグチ、ポルトベロマッシュルーム、アスペンボレテなど) 300㌘
- チキンフィレ 300㌘
- 卵 3個
- じゃがいも 3個
- にんじん(中) 1本
- ハードチーズ 120㌘
- キュウリのピクルス 3本
- ディル 1束(小)
- アイスバーグレタスの葉 5枚
- マヨネーズ 100㌘
- サワークリーム(脂肪分20%) 100㌘
- ローリエ 2枚
- コショウ 3粒
- 塩 ひとつまみ(お好みで)
- 黒コショウ ひとつまみ(お好みで)
作り方:
- まず卵、じゃがいも、にんじんを水に浸し、卵が割れないよう塩を加え、卵が固茹でになるまで(沸騰後7〜10分)煮る。卵を冷やし、殻をむく。野菜は沸騰した水でさらに20分煮る(にんじんは25分ほどで取り出してもよい)。その後、野菜は鍋から取り出し、冷やす。じゃがいもは皮をむく。
Olga Brovkina - チキンフィレは、塩、ローリエ、コショウの粒が入った水に入れ、煮る。調理時間は30分から40分。その後、ブロスから取り出し、冷ます。
Olga Brovkina Olga Brovkina - キノコのマリネの汁気をザルで切り、冷水で流したら、キッチンタオルで余分な水気を拭く。
Olga Brovkina - ディルは洗って刻む。小さめのボウルにマヨネーズ、サワークリームを混ぜ、塩コショウで味を調え、よく混ぜ合わせる。
Olga Brovkina - 深皿の底にラップを敷き、キノコのマリネを傘の部分を下にして並べる。次に刻んだディルで層を作る。
Olga Brovkina - 続いて、おろしたじゃがいもの層を作り、マヨソースを薄く塗る。
Olga Brovkina - ゆで卵を細かくおろし、じゃがいもの層の上にふりかける。マヨソースを薄く広げる。
Olga Brovkina Olga Brovkina - 次におろしたにんじん、マヨソース、刻んだキュウリのピクルス、角切りにしたチキンフィレを重ねたら、ソースを広げる。
Olga Brovkina Olga Brovkina - 最後の層はチーズ。粗くおろして、残ったソースと一緒にたっぷりとかける。
Olga Brovkina - サラダにラップをかぶせて冷蔵庫に入れ、最低2〜3時間、できれば一晩休ませる。取り分ける前にラップをはずし、上にレタスの葉を、サラダの器からはみ出すようにして乗せる。
- サラダをお皿の上にひっくり返し、キノコが表面にくるようにする。ラップを外して、テーブルに置く。どうぞ召し上がれ!
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