リンゴのスパスに向けた5つのレシピ
1.リンゴパイ
大斎期でも食べられるパイ。使う材料はリンゴの他、レーズン、クルミなど。
材料(4人分):
リンゴ 2個
小麦粉 コップ4杯
砂糖 コップ2杯
レーズン コップ1杯
クルミ コップ1杯
ヒマワリ油もしくはオリーブ油 コップ1杯
膨張剤 ティースプーン2杯
バニラシュガー ティースプーン1杯
塩、シナモン お好みで
作り方:
リンゴは大きめにザク切り、軽く茹でてから冷まして、こす。ソテー鍋で油を温め、塩、砂糖を入れ、その後、細かく刻んだレーズンとクルミを投入し、リンゴの煮出し汁を加える。小麦粉を入れて塩、バニラシュガー、シナモンを追加。出来上がった生地を型に入れて、180度で45分間焼く。
2.丸ごとリンゴパイ、リンゴをのせたリンゴ尽くし
古くからあるレシピで、有名なエレーナ・モロホヴェツのレシピ本にも掲載された。
材料(4人分):
リンゴ 1.5kg(約15個)
砂糖 コップ1杯
アーモンド コップ半分
レーズン コップ半分
卵白 3個分
作り方:
リンゴ10個を用意して芯を切り取って皮をむき、軽く茹でてから冷まして、深い鍋に入れる。細かく刻んだアーモンドとレーズンを混ぜたものを詰め、砂糖を加える。リンゴ5個を焼いて、ふるいで裏ごしし、卵白とコップ半分の砂糖を加え、砂糖が溶けるまですり潰して、ふわふわにする。これを先ほどの鍋に上からかけ、180度で15分間焼く。
3.リンゴのパスチラ
このレシピには、アントノフカ種など、甘酸っぱい品種のリンゴが最適。有名なコロムナのパスチラも、アントノフカ種で作られる。
材料(4人分):
リンゴ 1㎏
卵白 4個分
砂糖 コップ1杯
粉砂糖 ティースプーン1杯
作り方:
リンゴを180度のオーブンで、柔らかくなるまで焼く。ふるいで裏ごしするかミキサーで粉砕し、砂糖を少しずつ加えながらかき混ぜてピューレ状にする。出来上がった白い塊が冷めるまで待つ。冷やした卵白にバニラパウダーを加えて泡立て、ピューレ状にした焼きリンゴと混ぜてもう一度、ふわふわになるまで泡立てる。これを型に入れ、80~120度のオーブンで焼く。焼き時間は温度によって、2~6時間。クリーム色になったら、取り出して冷ます。
出来上がったパスチラは適当な大きさに切る。紅茶と相性抜群のデザートだ。
4.焼きリンゴ
材料(4人分):
リンゴ 4個
砂糖 スプーン2杯
砂糖のかわりにハチミツを加え、細かく刻んだクルミとシナモンを追加しても良い
作り方:
リンゴの芯を抜き取り、並べる。各リンゴの中心に砂糖(もしくはハチミツとクルミ)を加える。200度で15~20分間焼く。その後、もう1度砂糖を加え、オーブンで20~30分焼く。
5.リンゴのオラディ
材料(4人分):
リンゴ 1~2個
牛乳 200ml
植物油 スプーン1杯
砂糖 スプーン3杯
卵 1個
小麦粉 125g
膨張剤 1g
シナモン お好みで
作り方:
皮をむいたリンゴを細かく刻むか、すりおろす。これに牛乳、砂糖、卵、シナモンを入れ、かき混ぜながら小麦粉を加える。この生地を少量ずつ、あらかじめ温めておいたフライパンにのせ、3分ほど、両面から焼き上げる。
オラディはスメタナやハチミツを添え、紅茶のお供にするのも良い。