ロシア語には4つの「性」がある...
男性、女性、中性に加えて、「性が共通」というケースもある。
ロシア語では、名詞の性によって、文中の他の単語(形容詞、代名詞など)の語尾が決まる。
文法上の性は、男性(たとえば、отец 父)、女性(мама 母)、中性(окно 窓)だ。しかし、男性と女性の両方を表すことができる、言わば性が共通の単語もたくさんある。
例えば、「коллега 同僚」は、男性も女性も意味することができる。だから、「он коллега」(彼は同僚です)とも言えるし、「она коллега」(彼女は同僚です)とも言えるわけだ。
しかし、複数形しかない単語「брюки ズボン」「очки 眼鏡」には、性がない。