ロシア語には「Й 」で始まる単語が約70ある

Alexander Kislov, Natalya Nosova
Alexander Kislov, Natalya Nosova
でも、頻繁に使われるのは、そのうちのほんの一部にすぎない。

「Й」は、ロシア語のアルファベットの中で、最も “エキゾチックな” 文字の一つだ。現代のロシア語辞書には、この文字で始まる単語が、派生語を含めて70語強載っている

 しかし、頻繁に使われるのは数語にとどまる。「йод」(ヨウ素)、「йога」(ヨガ)、「йогурт」(ヨーグルト)、そして地名(国名と都市名)である「Йошкар-Ола」(ヨシュカル・オラ)、「Йемен」(イエメン)、「Йорк」(ヨーク)などだ。 

 「Й」が独立した文字として登場したのは20世紀になってからだ。それ以前は、「И」の上にハイフンを付けていた。「Й」の発音は、「И」と「J」の中間のようなもので、文字名は「И краткое」(短いИ)という。

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