ロシア語教育界最大のイベント「コストマロフ・フォーラム」に参加するには?
コストマロフ・フォーラムは、言語学者でアカデミー会員のヴィタリー・コストマロフを記念して2021年に創設され、毎年開催されています。今年は、コストマロフが創設したプーシキン記念ロシア語大学が創立60周年を迎えます。
今年のフォーラムの中心テーマは、「言語ではなく、コミュニケーションを教える」。
「創立60周年を迎える今年、私たちは創設者に対する誇りと責任をこれまで以上に強く感じています。彼が残した最も重要な教えは、単にロシア語を教えるのではなく、ロシア語でコミュニケーションすることを教えるというものでした。技術が急速に変化する現代、この考え方はますます重要になっています」と、プーシキン記念ロシア語大学のニキータ・グセフ学長は語ります。
人工知能(AI)の時代に「コミュニケーションを教える」とは、どのようなことなのか? 学生が実生活でロシア語を使ってコミュニケーションできるようにするには、どうすればよいのか? 3日間にわたり、ロシア国内外のロシア語教育の専門家がこうした問題についてともに考え、アイデアや教育現場での経験を共有します。
今年のプログラムでは、デジタル化とAIに重点が置かれます。外国人向けロシア語教育の従来の教授法に加え、専門家たちは最新の教育アプローチについても議論します。
興味深い実験も予定されています。参加者は、外国人学生が電極付きのヘッドセットを装着した状態で取り組む課題を考案します。実験中には、心理生理学の専門家が学生の脳活動をリアルタイムで解説します。
議論には、東南アジア、ヨーロッパ、アフリカ、ラテンアメリカ、CIS諸国をはじめ、さまざまな地域のロシア語教育の専門家が参加します。例年、100か国以上から専門家がフォーラムに参加しています。
皆さんも参加可能です。参加登録および詳しいプログラムは、コストマロフ・フォーラム公式サイトで確認できます。
フォーラムは対面とオンラインのハイブリッド形式で開催されます。ロシア連邦ユネスコ委員会の後援のもと、ロシア科学・高等教育省、ロシア外務省、国際ロシア語・ロシア文学教師協会の支援を受けて実施されます。