ソ連のプロパガンダはいかに西側資本家を描写したか(ポスター特集)
太った醜い姿に、特徴的なシルクハット。こうした外見の資本家像は、1917年の革命後のソ連で定着し、その後の数十年ほぼ変わらなかった。
1.「最後の時」 顔の下に「資本」、針に「共産主義」の文字
2.国際連盟:「万国の資本家よ、団結せよ!」
3.「プロレタリアートの革命と資本主義のくびきの打破は進行し、地球上の全ての国に広まるであろう。レーニン」
旗の文字:「万国のプロレタリアートの突撃作業班、ソ連万歳!」、「ソ連を守ろう!」
4.「全てのドル札に、軍需物資の儲けからの汚れがこびりついている...全てのドル札に、血の痕がある...レーニン」
5.「世界人民は戦争の災禍の再来を望んでいない」 I.スターリン
6.「なんて友人だ!目下のパートナーに馬乗りになり、収奪して隷属させ、尻尾や首を鞭打ち、“仲良くしようぜ”なんてささやく。これはアメリカの金持ち連中の言葉では、まずは俺を呼べ、そうしたらお前らを乗り回してやる、という意味だ。 第19回党大会におけるG.M.マレンコフの演説より」
こん棒の文字:「北大西洋条約」、巻いた紙の文字:「戦争のプロパガンダ」
7.「彼らの富は、金持ちのためだけ。我々は皆のための富を目指している」
「およそ2000万人のアメリカ人は、ひと月に1リットル以上の牛乳、1年間に6キロ以上の肉を買うだけの余裕が無い」
8.「第一次五か年計画...第六次五か年計画」
五か年計画とは、ソ連の国民経済の発展のための5年計画のこと。
9.「アメリカの民主主義のおぼろげな成果は、煙のように消えつつある。立法者は警察国家体制を構築している」