英語やその他の言語で高等教育を受けられるロシアの大学は?
外国語課程はロシアの大半の大学にある。メインはもちろんロシア語だが、学生は必ずしも母国でロシア語を勉強する必要は無い。学生はロシアの大学入学後の1年間、専攻課程を勉強しながら、ゆっくりロシア語を学ぶ時間がある。
しかし、中にはロシア語以外で教育を受けられる大学もある。外国人留学生に特に人気の大学をご紹介しよう。
1.ロシア国立研究大学・高等経済学院、英語
英語で履修できる科目は数多い:国際関係、グローバルスタディーズ、データ解析などだ。いずれも、学士及び修士課程の対面によるフルカリキュラムで、モスクワ及びサンクトペテルブルクのキャンパスで受講できる。また、英語のオンライン授業も多い。
2.ロシア外務省付属国立モスクワ国際関係大学(MGIMO)、英語
最高峰の外交官養成大学では、学士課程と修士課程を完全に英語で履修可能。国際関係だけでなく、複数のビジネス系専攻課程も対象だ。ちなみに、卒業生にはブルガリア、アゼルバイジャン、ガザフスタンの大統領など、国家のトップにまで上り詰めた人も多い。
3.パトリス・ルムンバ記念民族友好大学(RUDN)、英語、スペイン語、中国語
モスクワのパトリス・ルムンバ記念民族友好大学(RUDN)
RUDNは、留学生の数ではトップだ。英語で履修できる科目も多く、学士課程と修士課程、及び専門学位の対象となるのは、医学部、工学部、農学部、数学部、文学部、その他多くの専門課程である。
また、言語学の修士課程が中国語で、政治学と経済学の修士課程がスペイン語で履修可能。
4.国立サンクトペテルブルク大学(SPbGU)、英語、フランス語、中国語、スペイン語
1学期を通して、外国語で講義が行われる。100以上の講座があり、対象となる専門課程も多様だ。また、学生は他の学科の講座も自由に受講できる。対象となる講座の一覧は、公式サイトでチェックしよう。
5.ピョートル大帝記念サンクトペテルブルク工科大学(SPbPU)、英語
10以上の学士及び修士課程が英語で履修できる対象となっている。生物工学システム学部、商学部及び経済学部、さらに各分野の工学部がある。
6. エカテリンブルグのウラル連邦大学(UrFU)、英語
複数の単科大学をまとめたロシアでも最大クラスの大学で、特に応用科学の研究と知見で名高い。英語教育のコースは複数ある。学士課程では、経済学部、専門工学、ビジネス及び産業の応用倫理学。修士課程では、IT、数学、物理学、工学、文学、ビジネス、デザインが対象となる。
また、研究やインターンといったプログラムも用意されている。
7. 国立ノヴォシビルスク大学(NGU)、英語
国立ノヴォシビルスク大学本館前に集まる外国人留学生
シベリアにおける学術研究の中心地。英語による教育課程も幅広く用意している(対象は、修士課程及び大学院)。人工知能、ビジネススクール、化学、数学、医局内研修を含む医学(Residency Training)が対象となっている。
8.国立ノヴォシビルスク工科大学(NETI)、英語
技術系の各種課程において英語のプログラムが用意されている。学士課程及び修士課程において、石油ガス産業分野からナノテクノロジーまで、対象も幅広い。
外国人留学生に便利な、フランス語、アラビア語、中国語、スペイン語の学習用ブックレットも用意されている。
9.国立チュメニ大学(TyumGU)、英語
ロシアで最も国際的な大学の1つとして知られており、留学生の数も多いが、外国人の教員が多いことも特徴の1つ。また、学術的基盤やラボも評価が高い。英語による複数の学士及び修士課程がある。
10.極東連邦大学(ウラジオストク)、英語
極東連邦大学の一般医学課程の学生たち
ウラジオストクにて英語で学べるのは、学士課程では医学、生物工学、国際関係。これらに加え、マネジメントと教育学が修士課程で対象となる。また、交換留学に関しても、幅広いプログラムが用意されている。公式サイトで最新情報チェックしておこう。
*その他の各種プログラムや詳細情報は、専用サイトにおいて履修言語を「英語」で絞り込んで調べることができる。