
旅行者情報:2025年 ロシアから持ち出せないものは

一部の品目は完全に禁止されており、その他の品目は申告が義務付けられている。
ロシアからの持ち出しが禁止されているもの

5kg以上の魚介類、および250g以上のチョウザメのキャビア
魚、カニ、その他の魚介類は持ち出し可能だが、工場で包装された状態で、かつ数量が制限内である場合に限る。基準量を超える場合は、国境で没収される。
クロテン(セーブル)および希少動物
ロシアでは、野生および養殖を問わず、生きたクロテンの持ち出しは禁止されている。レッドデータブックに記載されている動物も、国境外に持ち出すことはできない。
産業機器
農業用機器、食品工業用機器、工作機械などは、すべて持ち出しが禁止されている。もちろん、個人用のヘアドライヤーは持ち出し可能。
ロシアからの持ち出しが禁止されている品目の全リストは、こちらでご覧ください。
麻薬
あらゆる種類の麻薬は、ロシア国境を越えて持ち込む・持ち出すことが禁止されている。強力な医薬品については、医師の処方箋が必要だ(ロシア語で記されているか、公証翻訳されているもの)。
希少動物の骨
希少動物の皮、角、骨、マンモスの牙は(お土産用を除く)、持ち出せない。
工場で包装されていない製品および植物。
武器および弾薬
弾薬および爆発物を含む。例外は、特別許可を得たスポーツ用武器。アンティークの武器は、文化的価値を有するため、文化省の許可があれば持ち出し可能だ。
税関で申告する必要があるもの

現金と貴重品
1万ドル以上、または他の通貨で相当額を超える現金を所持している場合は、申告書に記入する必要がある。銀行カードの残高は申告不要だ。
高価な宝飾品(時計を含む)も申告書に記入し、ロシアに帰国するまで、その申告書を保管する必要がある。
文化的価値を有するもの
美術品、骨董品、古書などは、文化省の許可と、必要事項が記入された申告書とがある場合にのみ持ち出せる。
「文化的価値を有するもの」には、50年以上前に作られた作品が含まれるため、例えば、ソ連時代のバッジやポスターも、このカテゴリに入可能性がある。