ロシア文学がきっと好きになる、簡単な3ステップ!
率直に言おう。トルストイやドストエフスキーを読んだ人は、たちまち彼らのファンになってしまう。とはいえ、何千ページもの作品世界に浸るための、静かな夜があなたには十分にあるだろうか? 少なくとも、スマートフォンを延々とスクロールするのをやめる必要はありそうだ!
それに、ロシア文学は苦悩ばかり描いているわけではない。そこで、初心者ならまず何から読み始めればよいのかをご紹介しよう。
ステップ1.まずは基本から
ロシア人が自国最高の詩人・作家と考えているのが、アレクサンドル・プーシキンだ。だから、どの作品からでもためらわずに読んでみよう。
最初は散文作品がおすすめだ。『大尉の娘』、『ベールキン物語』、『ドゥブロフスキー』――どれも素晴らしい中短編である!
そして次には、ぜひ『エフゲニー・オネーギン』を読んでほしい。韻文で書かれた偉大な長編小説で、ユーモアがあり、優雅で、物語も実に魅力的だ。
ステップ2.思い切り笑おう
『オデュッセイア』のような作品を読みたい? 壮大だけれど、もっと読みやすくて笑えるものがいい?
そんな人にぴったりなのが、ニコライ・ゴーゴリの『死せる魂』だ。1人の詐欺師がロシア各地を旅して、なんと…死んだ農奴たちを買い集めていく。
奇妙で、機知に富み、しかも途方もない物語だ! そしてもちろん、あの謎めいた「ロシアの魂」についての、非常に叙情的な思索も随所に織り込まれている。
ステップ3.短い作品から楽しもう
アントン・チェーホフは、今なお世界中の劇場で上演されている戯曲だけでなく、短編小説の名手でもあった。しかも、本当に短い作品が多い!
もちろん、短編の名手はチェーホフだけではない。ソ連時代のほかの作家たちの短編集にも目を通してみよう。たとえば、ミハイル・ゾーシチェンコ、ミハイル・ブルガーコフ、セルゲイ・ドヴラートフなどだ。
ちょっと風変わりで、それでいて抜群に才能豊かな作家たちだ!
それでは、楽しい読書を!