ロシアの古いなぞなぞ12選
頭の体操は得意分野? それなら、ぜひ解いてみてほしい!
なぞなぞは口承伝統の一部であり、民衆の知恵の宝庫だ。『大ロシア語詳解辞典』の編纂者ウラジーミル・ダーリは、なぞなぞを次のように定義している。「何か謎めいたもの、未知のもの、好奇心をかき立てるもの。解き明かされることを前提とした、対象についての短い比喩的な描写」
最初のなぞなぞ集は、出版人ミハイル・チュルコフによって1770年、雑誌『パルナスのしゃれ者』に発表された。答えの付いていない15の「頭の体操」だった。こうして、機転と論理的思考力を競う民衆の娯楽が、文学の伝統の中に入っていった。
ここに、きっとあなたが頭を悩ませることになる12のなぞなぞを紹介する。
1.«Кругленько, маленько, всему миру миленько.»
「丸くて、小さくて、世の中みんなに好かれているもの」
(硬貨)
2.«Летает птица долгонос, носит платье рудо-желтое, а кто убьет, тот кровь свою прольет.»
「長い鼻の鳥が飛んでいる。赤みがかった黄色い服を着ている。それを殺した者は、自分の血を流す」
(蚊)
3.«Боярыня, княгиня, весь мир надарила, а сама нагая ходит.»
「貴婦人、公爵夫人、世の中みんなに着物を縫ってやるのに、自分は裸のまま歩いている」
(針)
4.«Родится от воды, растет от огня, и от воды умирает.»
「水から生まれ、火で育ち、水で死ぬ」
(塩)
5.«Живая живулечка сидит на живом стулечке, живое мясцо теребит.»
「生きた小さなものが、生きた小さな椅子に座り、生きた肉をつついている」
(乳飲み子)
6.«Древо древоданское, листья лихоханские, цветы ангельские, когти дьявольские»
「木は堂々たる木、葉はどこか禍々しく、花は天使のよう、棘は悪魔の爪のよう。」
(野バラ)
7.«Под полом, полом ходит барыня с колом.»
「床の下、床の下を、棒を持った奥方が歩いている」
(ネズミ)
8.«Взглянешь — заплачешь, а краше его на свете нет.»
「見ると泣いてしまう。だが、この世にそれより美しいものはない」
(太陽)
9.«Шел долговяз — в сырую землю увяз.»
「ひょろ長い者が歩いていき、湿った土にめり込んだ」
(雨)
10.«Мужик наземь бросает, а барин в карман кладет.»
「百姓は地面に投げ捨て、貴族はポケットに入れるもの」
(鼻水)
11.«В крутом буераке лютые собаки.»
「険しい谷間に、獰猛な犬たちがいる」
(ミツバチ)
12.«Сивые кабаны все поле облегли.»
「灰色の猪たちが、野原一面を覆っている」
(霧)