ロシアの民族:クムク人
ロシア連邦には190以上の民族が暮らしている。今日はその中からクムク人を紹介する!
北コーカサス最大のトルコ系民族である。ロシアには56万5000人以上のクムク人が住んでおり、主にダゲスタン共和国に居住している。最も広く知られる説によれば、「クムク」という名称は中世の強力な遊牧民、クマン人(ポロヴェツ人)の名前に由来する。
クムク語は長い間、北コーカサスのリンガフランカとして機能していたが、やがてロシア語に取って代わられた。チェチェン人はこの言語を「バザール・モット」、すなわち「市場の言語」または「商業の言語」と呼んでいた。作家レフ・トルストイと詩人ミハイル・レルモントフもクムク語を学んでいた。
クムク人は昔から優れた武器職人として名を馳せていた。彼らの鋭い短剣やサーベル、そして金や銀で装飾された銃や拳銃は、コーカサスの外でも高い人気を博した。アレクサンドル・デュマ(大デュマ)もロシア旅行の際、クムク人の技術に感嘆の意を表している。
クムク料理の代表的な一品はヒンカルである。これは肉のスープで煮た無発酵の練り粉の塊である。また、クルゼという水餃子、濃厚な肉スープのショルパ、ひき肉をブドウの葉で包んだドルマも人気がある。