ロシアの民族:ダルギン人
ロシア連邦には190以上の民族が暮らしている。今日はその中からダルギン人を紹介する!
ダゲスタンに主に居住する、60万人以上を数える北コーカサスの先住民族の一つ、ダルギン人。一説によれば、「ダルギン人」という民族名は「ダルグ」という語に由来し、これは「内部」あるいは「中身」と訳される。この語は、この民族がもともと山岳地帯の内陸部に住んでいたことを強調していた。
古代のダルギン人はキリスト教を信仰していた。イスラム教がこの地域に広まり始めたのは、7世紀から8世紀にかけてのアラブ人の侵攻の時期であり、14世紀にティムールの軍による侵略が起きた後、最終的にこの地の支配的な宗教として定着した。
ダルギン人は、金属の装飾加工に優れた腕を持つ職人として知られている。この工芸の中心地はクバチ村である。同地で作られた宝飾品、器、そして貴金属で装飾された武器は、世界中で人気を博している。作品の一部は、ルーヴル美術館やニューヨークのメトロポリタン美術館にも収められている。
ダルギン料理の主役はヒンカルである。これは肉のブロスで煮た練り粉の切れ端に、刻んだ香草をふりかけ、ブロス、煮込んだ肉、ソースとともに供される料理である。また、ダルギン人はトウモロコシ粉、肉、カッテージチーズ、あるいは香草を詰めたチュドゥという焼き菓子も好んで。