

IF-9の名称を付与されたこの空飛ぶ車は、自動車とクアッドコプターを合体させたような乗り物だ。開発者いわく、最大の特徴はそのレイアウトにあるという。

ローター付きのエンジンは、ボディの四隅に取り付けられた折り畳み式のブームに搭載されている。設計者によると、
「ブームは四隅の専用の区画に収容され、その区画のシャッターは空力性と美観を向上させる役割を担っている」とのことである。

また、エンジンは電気、油圧、水素など、あらゆるエネルギー源に対応可能としている。

また、乗客の安全のために、車内のカプセル型のキャビンには射出装置が備わっている。
空飛ぶ車の実用化シナリオについて、設計者たちは、市内では普通の自動車と同様に走行し、市外に出てから離陸することを想定している。離陸に適した場所を探し、飛行経路を設定するという具合だ。

こんな空飛ぶ車、いかがだろうか?