ロシア鉄道の新しい２段式SVコンパートメント（高級クラス）は、従来の寝台車両よりも快適性と機能性が大幅に向上している。
各コンパートメントには、個別の照明ランプ、電源コンセントおよびUSBポート、映画や音楽が楽しめるマルチメディアスクリーンが備え付けられている。金庫、コートクローゼットなどの収納スペースも増えた。
また、ベッドの長さは標準の１.８４㍍から２㍍に延長され、よりゆったりとした眠りを提供。 各車両には８室のコンパートメントがあり、乗客は共用でシャワー、ヘアドライヤー、アイロン、アイロン台などの設備も利用できる。
現在、新型コンパートメントは、ロストフ・ナ・ドヌ ⇄ モスクワの１９/２０番列車、アナパ ⇄ モスクワの１１/１２番列車で運行されている。
今後は、モスクワ発着の以下の路線にも順次導入予定：ノヴォロシースク、サランスク、ヴォロネジ、タンボフ、ベルゴロド、サンクトペテルブルク。
