ロシアのハイキング旅行コース5選
1.大セヴァストポリ街道
海のバカンスでも、浜辺でのんびりするのではなく、アクティブに過ごしたいという方におすすめのコース。南東のバラクラヴァから北のセヴァストポリまで、総延長は117㎞。それぞれ11~23kmの8つのルートから成っている。例えばその1つ、ラスピンスキー峠からバイダル門峠へ至るものは、アイペトリ山とバイダル渓谷への眺望が開ける。見逃せないスポットの1つがフラム・ソルンツァ崖で、伝説によると、かつてこの地で異教の儀式が行われていたという。
2.大ラドガ街道
チーハヤ川の河口からベリョゾヴォ村に至るルートは、ヨーロッパ最大の湖であるラドガ湖沿いを通る。特に注目なのがラドガ湖のレフマラフチ湾で、松の木、崖、湖の青さがどこまでも広がる。道中は、古い石切場、現役のヴオヘンサロ灯台といった見所がある。また、有名な岩島群も見られる。ラドガ湖には、このような小さな島が数多く点在している。道中は休憩用のベンチが設置されており、天気が良くて水温も高ければ、泳ぐことも可能だ。
3.大バイカル街道
このルートには数多くのハイキングコースが含まれており、いずれも沿バイカル及びザバイカル国立公園、バイカル自然保護区、北バイカル、オルヒンスコエ台地を通る。リストヴャンカからボリシエ・コティに至るコースは、バイカル湖畔を通る。他に、バイカル湖最大の半島であるスヴャトイ・ノス半島を回る総延長12kmの美しいコースもある。チヴィルクイ湾の眺めを楽しみ、カトゥニやクルブリクといった村を訪ねられるコースである。
4.オカ街道
オカ川沿いの総延長112kmのコースで、パヴロヴォ・ナ・オケとニジニ・ノヴゴロドを結ぶルートである。道中はゴルバトフ町に寄り、オクロフスコエ露頭で崖の断面を撮影し、ニキータ・ミハルコフ監督の映画『太陽に灼かれて』や『シベリアの理髪師』のロケ地を訪ね、キシュマ川を渡り、風景に溶け込むヴラジーミル・シューホフ技師の設計による双曲面構造の送電塔も見ることができる。
5.コーカサス街道
ダゲスタンとクラスノダール地方、カスピ海と黒海を結ぶルートである。デルベントからソチへの約1500kmの旅路は、現在、9つのルートが100kmごとに道標が付けられている(残りは後日付けられる予定)。例えば、「風の道」の区間はアディゲ共和国のハドジョフからスタートし、グアムスコエ峡谷とフィシュト=オシュテン山塊を経て、黒海沿岸の町ロオに至る。フィシュト山の氷河やラゴナキ高地の洞窟、そしてのんびりしたビーチというコントラストに満ちた旅を好む人に、このハイキングルートはおすすめだ。
*その他ロシア国内旅行の様々なアイディアは2027年6月10~14日にモスクワで開催されるフォーラム「Let's travel!」にて。