
「秋」に関する諺・慣用句10選

夏が去るとともに収穫も終わり、長い冬への準備が始まる。これは、民衆の知恵にも言われていることだ。
1.“Цыплят по осени считают”(「(春に生まれた)ひよこは秋に数えるものだ→来年の事を言えば鬼が笑う」)
物事の結末が明らかになるまで、結論を急ぐべからず。
2.“Осень — погоды перемен восемь”(「秋は八変化の天気」)
秋の天気は変わりやすく、しばしば雨が晴れに変わり、暖かさが寒さに変わる。
3.“Весна красна, да голодна, осень дождлива, да сытна”(「春は美しいが腹が空き、秋は雨がちだが満腹だ」)
春は花が咲き乱れ、目を楽しませてくれる。一方、秋は、暖かい季節が来るまで養ってくれる農産物を収穫する。
4.“В ноябре рассвет с сумерками среди дня встречаются”(「十一月には夜明けと夕暮れが昼間に出会う」)
秋になると日照時間がとても短くなり、昼間のうちから、もう夕方になったか、と感じるほどだ。
5.“Придет осень, да за все спросит”(「秋がやって来て、すべてについて聞き質すだろう」)
収穫が終わると、春と夏に誰がどのように働いたかが明らかになる。
6.“В октябре с солнцем распрощайся, ближе к печке подбирайся”(「十月には太陽に別れを告げて暖炉に近づこう」)
夏の暑さが去り、秋の涼しさがやって来る。
7.“Ноябрь полузимник: мужик с телегою прощается, в сани забирается”(「十一月はもう半分冬で、農夫は荷車に別れを告げて橇に乗る」)
ふつう11月に初雪が降る。交通、運搬の手段を変える時期だ。
8.“Поздней осенью одна ягода, да и то горькая рябина”(「晩秋の木の実はただ一つ、それも苦いナナカマドだ」)
耕地の実りはすでに収穫されており、大したものは残っていない。自然はもう長い冬の眠りに備えているからだ。
9.“В сентябре и лист на дереве не держится”(「九月には木の葉は残らない」)
秋が本格的に到来した。
10.“В осень и у воробья пиво”(「秋は雀でさえビールを飲む」)
秋になると、誰もが自然の賜物を蓄えることができる。