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ロシア語の筆記体を読めるようになるには?

ナタリヤ・ノソヴァ
手書きされたロシア語の文章を読み取るのは難しい。そこで、プーシキン記念ロシア語大学の講師に、いくつかのアドバイスを聞いた。

 ロシア語の活字体から筆記体へと学習を進める学生の大半が、筆記体を読むという問題に直面する。しかし、手書きの文章を読む能力は、数週間にわたって定期的に練習すれば身につけることができると、プーシキン記念ロシア語大学・「外国語としてのロシア語学科」で、外国語としてのロシア語を教える課外教育講師、ポリーナ・アントーノワは語る。

 活字ではそれぞれの文字が明確な形をしているが、ロシア語の筆記体では文字同士がつながり、見慣れた活字体とはまったく異なる形になることも少なくない。とりわけ難しいのは、似たような線の組み合わせからなる「м」「и」「ш」「щ」「л」や、互いによく似た形で書かれることの多い「т」「п」「г」「н」だ。

ナタリヤ・ノソヴァ

 たとえば、「лишишь」という単語は、筆記体では同じような輪が延々と並んでいるように見える。また、「потом」という単語も、「нотом」や「мотом」と簡単に見間違えてしまう。

 ロシア語の筆記体を自信をもって読めるようになるためには、次のような方法が役に立つ。

1.筆記体の文字を覚える。 ロシア語の手書き文字の一覧表を印刷し、数日間、自分で書く練習をしよう。文字同士がどのようにつながるのかを手が覚えるまでは、目で文字を見分けることも難しい。

2.形の似た単語で練習する。 同じような線が繰り返し現れる単語、たとえば「лилии」「шины」「машина」「лишишь」を筆記体で書いてみよう。あるいは、すでに書かれた見本を探してもよい。1文字ずつ見るだけでなく、単語全体の文脈を手がかりにして読んでみよう。

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3.「見本」を手がかりにして読む。 行の大部分を隠し、1つの単語だけが見えるようにする。それぞれの文字を活字体のアルファベットと見比べながら、「в」や「б」の上部にある輪、「у」「з」「д」「р」の下に伸びる線など、上下に突き出した部分に注目しよう。

ナタリヤ・ノソヴァ

4.実際の手書き文書に取り組む。 まずはレシピ、絵はがき、記入用紙など、短い手書きの文章から始め、その後、より複雑な文章へ進もう。

5.自分でも書く。 筆記体を読めるようになるための最も効果的な方法の1つは、日頃から手書きで文章を書くことである。それによって、文字の形や文字同士のつながり方をよりよく覚えることができる。

最も大切な原則! 

 1文字ずつ読もうとしてはいけない。単語全体をひとまとまりとして読もう。ロシア語の筆記体は、前後の文脈を手がかりにすると分かりやすい。定期的に練習を続ければ、わずか数週間で、手書きの文章を以前よりはるかに自信をもって読めるようになるだろう。