「赦しの日曜日」にいかに全ての人に許しを請うのか?

「赦しの日曜日」にいかに全ての人に許しを請うのか?
Yevgeny Yepanchintsev/Sputnik
マースレニツァ最終日の日曜日は、「赦しの日曜日」と呼ばれる。今年、その日は、3月2日にあたる。

 この日、信者たちは、過去の争いや誤解を解消するために、親戚や知人に嫌な思いをさせたことを謝罪し、3回キスを交わす。「神が許してくださいますように!」と応答する。

 この習慣は、キリスト教の悔い改めの教えに基づいており、他者を許すことで神に近づくとされている。断食や祈りは、心が清らかでないと意味がないとされ、許し合うことが大斎に臨むための第一歩と見なされている。

 罪を清め落とし、非精進食物を絶つ日とされている、翌日の大斎期の初日すなわち清月曜日に、身を清める。このように、お互いに和解し、正教徒は大斎に入る。

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