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ロシアで最も大きい寺院10選
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1.救世主ハリストス大聖堂、 モスクワ
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これはロシア最大の教会であり、ロシア正教の主要な大聖堂である。その面積は約8000平方メートル、高さ103メートル、最大 1 万人を収容可能。
最初の教会は19 世紀半ばに建てられたが、反宗教政策の一環でボリシェヴィキ政権によって取り壊され、その敷地に屋外プール「モスクワ」が作られた。現在の聖堂は1990 年代に元の教会を再現したもの。
2. 聖イサーク大聖堂、サンクトペテルブルク
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サンクトペテルブルク最大の教会であり、国内最大の正教会の聖堂の 1 つ。建設は 40 年間も続いたが、最終的には古典主義様式の驚くべき美しい聖堂が完成した。聖堂の面積は約4000平方メートル、高さ101メートルで最大12000-14000人を収容可能(19世紀には7000人が収容可能だったとされているが、これは幅の広いドレスを着た女性による差である)。
3.ロシア連邦軍主聖堂、モスクワ州
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これは救世主キリスト大聖堂と聖イサーク大聖堂に次ぎ、ロシアで 3 番目に高さのある正教の教会であり、ドームと合わせて96メートルである。大祖国戦争の戦勝75 周年に捧げられた教会で、2020 年に建設が完了。教会の建物は最大6000人を収容可能で、敷地の面積は博物館などの複合施設と合わせて11000平方メートルである。
4.聖母マリア処女懐胎聖堂、モスクワ
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これはロシア最大のカトリックの教会であり、ローマカトリック教会のモスクワ大司教区の大聖堂である (2000 人以上の信者を収容可能)。ネオゴシック様式の教会は 20 世紀初頭に建てられ、ソビエト時代にひどく損傷したが1990 年代に修復された。
5. セントラル・ジュマ・モスク、 マハチカラ
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ダゲスタン共和国にある2つの尖塔を持つこのモスクは 1990 年代に建設されたが、設計はイスタンブールのブルーモスクに影響を受けている。2000年代に再建され、面積が増加した。現在はヨーロッパ最大のモスクの 1 つで、15000 人の信者を収容できる。
6. 中央モスク、モスクワ
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モスクワの中央モスクの面積は18000平方メートルを超え、10000人収容できる。ここに最初のモスクが建設されたのは 1904 年でソ連時代にも閉鎖されなかったが、2010年代にゼロから完全に再建された。モスクワ中央モスクには 3 つの尖塔があり、そのうちの 1 つは国内で最も高い72メートルである。
7. モスク「チェチェンの心」、グロズヌイ
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このチェチェンのモスクはロシアだけでなく、ヨーロッパにおいて最大のモスクの 1 つである。2年という記録的な速さで建設され、2008 年にオープンした。4 つのミナレットと 5000 平方メートルの面積がある。1万人以上が同時に祈ることができる。 詳しくはこちら
8. 僧院「開祖金寺」、エリスタ
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カルムイキア仏教共和国の首都には2005 年に建てられたヨーロッパ最大の仏教寺院がある。寺院には9メートルの仏像が納められている。チベット仏教の同寺院はダライ・ラマ14 世によって祝福を受け、兜率五供養(チベット仏教ゲルク派宗祖ジェ・ツォンカパの命日)に捧げられている。また、ソビエト時代にカルムイク人がシベリアと極東に追放されたことも記念している。
9.イヴォルギンスキー・ダツァン(チベット仏教寺院)、ブリヤート共和国
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ブリヤート共和国の首都であるウランウデ市の郊外に「ロシア仏教伝統サンガ(中央霊的仏教委員会)」の中心がある。驚くことに1945 年、ソ連時代に建造が許可された。1970 年代にゾクチェン・ドゥガン寺院の本堂が建てられた。2000 年代にはカンボ・ラマ・イチゲロフ寺院がダツァンの敷地内に建設され、即身仏イチゲロフの聖遺体が納められている。
10.釈迦牟尼仏の説法と実践の場所、クズル
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2023 年 3 月、トゥヴァ共和国に新しい仏教僧院「トゥブテン・シェドルブ・リング」(釈迦牟尼の説法と実践の場所)が完成した。まさに今開設され、このダツァンはロシアで最大であると発表されている。建設地は1992 年にダライ・ラマ 14 世、テンジン・ギャツォによって祝福された。