レフ・トルストイの主な趣味9選(写真特集)
サイクリング
レフ・トルストイ(1828~1910年)は、67歳で自転車に乗れるようになった!モスクワのマネージで講習を受け、モスクワの街路を自転車で走り回る許可も得ていた。
ロシアの伝統的な屋外競技「ゴロトキ」
トルストイのお気に入りの娯楽はゴロトキだった。これは、バットを投げて、木の円筒(ゴロトキ)でできた様々な形を壊す、ロシアの古い遊びだ。実際に投擲している写真も残っている。そこでは、82歳のトルストイが、使用人の息子と遊んでいる。
乗馬
トルストイは、実は、乗馬以上に長い散歩を好んでいたが、乗馬の名手だったと言われている。この1903年の写真は、75歳の作家が愛馬ゾリカに乗っている様子を捉えている。
テニス
ご想像の通り、トルストイは、非常に活動的で運動能力に優れていた。写真では、トルストイは、ラケットを手にしており、娘婿と組んで、娘たちと試合をしている。
草刈り
『アンナ・カレーニナ』には、地主貴族のレーヴィンが草を刈る鮮やかな場面がある。トルストイは、自身の経験に基づいてこれを描いた。彼は、農民たちを驚かせるほど、よく畑に出かけた。
チェス
作家は、スポーツと同じくらい知的な遊びも好んでいた。この写真では、79歳のトルストイが、秘書であり友人でもあったウラジーミル・チェルトコフの18歳の息子と対局している。この少年は、トルストイにとって最も手強いライバルの一人だった。
読書
トルストイは毎晩、書斎で、蝋燭の明かりで本を読むのが好きだった。彼はいつも一度に数冊の本を並行して読んでいた。そして、それらの本がいつも手元にあるように、専用の棚に「必要な本」というメモを添えて置いていた。
子供たちの教育
トルストイは、教育を人生で最も大切なものとみなしていた。自領ヤースナヤ・ポリャーナに、農民の子供たちのための学校を設け、自ら初等教科書を執筆した。概して彼は、子供たちとの触れ合いがとても好きだった。この写真では、彼は、孫たちにおとぎ話を語っている。
写真撮影
この作家は、技術の進歩に大いに関心を示し、さまざまな最新技術を自ら試した。カメラの使い方もすぐにマスターし、世界初の自撮り写真の一つを撮影している(写真には「自撮り」と手書きで記されている)。プロのカメラマンにも、進んでポーズを取った。カメラマンたちは彼を、まるでロックスターみたいに追いかけた。